旅風がどんな会社で、何を大切にしているか。少し話を聞いてください。
旅行の手配なんて、今はネットで全部できる時代です。それでもお客様が旅風を選んでくださるのは、たぶん「誰かに相談しながら旅を作る」プロセスそのものに価値を感じているから、だと思っています。
航空券の最安値を検索することは、誰でもできます。でも「2泊目は温泉宿にして、3日目は早起きして市場に行って…」という旅の設計は、経験と好奇心がないと難しい。わたしたちがやっているのは、そこです。
旅風のスタッフは全員、旅が好きです。業務として旅行を勧めているのではなく、自分たちが行ってよかった場所を、次の誰かに体験してほしいという気持ちでやっています。少し変わった会社ですが、それがわたしたちのスタイルです。
推薦できる宿やツアーは、スタッフが実際に体験したものだけです。パンフレットやウェブサイトの写真ではわからないことが、現地には必ずあります。
「この時期はおすすめしません」「予算的に難しいです」という話も、ちゃんとします。お客様の期待に応えられないプランは提案しません。
同じ行先でも、求めるものは全然違います。「ゆっくりしたい」と「できるだけ多く見たい」では、旅程が全く変わる。そこを丁寧に聞くのが仕事です。
帰国後のフォローや次回の旅の相談も、同じ担当者が対応します。関係が一度きりで終わらないよう、長いお付き合いを大切にしています。
小さな事務所から始まって、15年でこうなりました。
スタッフ3名、事務所は6畳のワンルーム。最初の1年は知人の旅行手配がほとんどでしたが、口コミでじわじわと広がっていきました。開業初年度の手配件数は47件。今思えば、本当に小さなスタートでした。
当初は国内旅行のみでしたが、お客様からの要望を受けて海外旅行の手配をスタート。東南アジア・韓国・台湾からスタートし、スタッフ自らが渡航先を視察する「現地確認制度」を導入しました。
スタッフが8名に増え、国内・海外の専任担当制を導入。お客様からは「毎回同じ人に相談できる」と好評でした。この頃から法人向けの出張手配の相談も増えてきました。
フランス・イタリア・スペインをはじめ、UAEやモロッコなど、これまで手がけていなかったエリアへの対応をスタート。スタッフが実際に渡航して現地のパートナー旅行会社との連携を構築しました。
新型コロナウイルスの影響で旅行業界全体が大きな打撃を受けました。旅風も例外ではなく、海外旅行の手配はほぼゼロに。その間は国内旅行のプランニングに集中し、スタッフ研修や旅程設計の見直しに時間を費やしました。
国内旅行の需要が戻り始め、海外旅行も徐々に再開。休業期間に整えた新しいプランや料金体系を引っ提げて、改めてお客様の旅のサポートを本格化させました。
累計8,400件以上の旅行手配。スタッフは12名になりました。規模としては決して大きくないですが、「担当者の名前と顔が分かる代理店」という特徴は変わらず続けています。もし興味があれば、ぜひ一度ご相談ください。
旅風のスタッフ12名は、平均渡航経験12カ国以上。「旅行が好き」という共通点はありますが、好みはバラバラです。山派と海派、都市派と田舎派が混在していて、それがかえって幅広いお客様に対応できる理由になっています。
全員が正社員で、担当者制を採用しています。最初の問い合わせから旅行後のフォローまで、基本的に同じスタッフが対応します。大手エージェントのように「電話するたびに担当が変わる」ということはありません。
お客様と長く付き合いたいというのが、正直なところです。2〜3年に一度、旅風に連絡してくれる常連のお客様が増えてきて、それがいちばんうれしい反応だと思っています。